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 <取扱製品>
 住宅気密測定器「ドクタードルフィン(Dr.Dolphin)」

 住宅全体の気密性能(C値/相当隙間面積)を測る機器です。
 測定した気密性能から自然換気量が推定でき、換気計画やシックハウスの診断に役立ちます。
 EOM株式会社は本製品の開発者です。
 販売・メンテナンスサービスを今までの販売元(OMソーラー協会・OM計画)から移管されています。
 (測定器を直接販売・レンタルしています。気密測定のこと、なんでもご相談ください。)

  気密測定器「ドクタードルフィン」セット Dr.Dolphin



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<お持ちでない方へ&共通のお知らせ>

販売終了について  2013/10/17
 現行品の気密測定器は、在庫僅かのため、販売終了とさせて頂きます。
 メンテナンスとレンタルは、引き続き行っております。
 なお、現在、次期気密測定器の開発も行っております。
 詳細等決まりましたら、ご案内させて頂きます。 
 

 ・<あんなこんな使い方>事例3.壁パネルの気密測定
 ・C値利用 例1.自然換気量チェック 例2.室内化学物質とC値曲線
 ・Web版紹介ビデオ(動画)を見やすく!報告書もバージョンアップ。
 ・<あんなこんな使い方>事例2.クリーンルームの気密測定
 ・<あんなこんな使い方>事例1.自動車の気密測定
 ・気密測定お手伝いします
 ・短期レンタル

 <お持ちの方へのお知らせ>

 ・超高気密・小空間用 小口径風道「ドルフィンノズルφ107」
 ・取扱説明書(Ver.1.03対応版)&カタログ
 ・必携本「気密性能試験方法」
 ・消耗品販売&修理相談
 ・検査ドック(諸症状付き)



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気密住宅が普通の時代…
  適切な空気環境のために気密測定は必須!

 家の設計施工で気密性能を把握しないで進めると、気密が低くてすき間風で寒い、気密が高くて換気
 不足、という危険があります。
 換気不足は、冬の結露・カビ・ダニ、建材や家具から発生する化学物質濃度が高くなる(シックハウス)
 などの心配がでてきます。
 設計施工者の方は、知らないところで加害者になるかもしれません。
 まだ気密測定を実施されていない方、一定の気密仕様を確立されていない方は、
 住宅気密測定器「ドクタードルフィン」で気密測定を!

 はじめての方は、ぜひ取扱説明ビデオ(解説音声付)をご覧ください。気密測定の流れがわかります。
 概説: 前半は気密測定の概要、後半はドクタードルフィンによる気密測定の手順
  ビデオWeb紹介版(再生時間9分32秒) <WindowsMedia形式7.3MB>
  注記: ダイヤル回線など通信スピードが速くない方はダウンロードに時間がかかります。
       ホームページ紹介版はファイル容量を小さくするために画像の品質を落としています。
       CD−R(高品質ビデオ)でご覧になりたい方はご請求ください。送付させていただきます。

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特徴
 1.使いやすさを配慮
  1)大きい8インチ液晶モニタ : 操作手順案内・測定結果(数値・解析グラフ)・測定ミス(自動診断)・
                        エラーを表示。
    大きい液晶表示:操作手順・結果グラフを親切表示

  2)60mm幅用紙プリンタ :測定結果(個別数値・解析グラフ)を即時印刷。測定中のメモは不要。
                    用紙検出器付&自動給紙機能で用紙交換が簡単。
  ドルフィン試験結果の印刷例
  [ここで解説] ドクタードルフィンは使いやすい半自動!
            差圧を見ながら風量ツマミを上げ、およそ5段階の位置でボタンを押せば、自動測定。
            あとは、終了・印刷ボタンで測定結果を印刷します。
            測定途中もモニタで同じ情報を確認できるので確実で安心です。

  3)圧力センサチューブの接続はワンタッチで :弱い力で抜き差し可。チューブ先端が拡りません。
    圧力チューブは簡単接続

  4)折りたたみ式台場
    : 腰窓ギリギリに寄せて送風ダクトを設置できます。足の位置を工夫しています(特注品)。
      台場の高さ100cm。 キズ防止の足カバー付(布製)。
    折りたたみ式台場/使用時 折りたたみ式台場/折りたたみ時

  5)報告書作成ソフト : 表計算ソフトEXCELで、(財)建築環境・省エネルギー機構書式を準備。


 2.大きい能力と高い精度
  1)最大風量(抵抗0Pa時) : 2100(50Hz)/2400(60Hz)m3/h
    最大相当隙間面積αAの目安(差圧9.8Pa時) : 400(50Hz)/500(60Hz)cm2
    最大対象床面積の例(αA’=2cm2/m2、最大測定差圧50Pa以上) : 200(50Hz)/250(60Hz)m2
     (注1:気密の低い建物では対象床面積が小さくなります。)
     (注2:最大測定差圧を下げれば、最大対象床面積を広くすることができます。)

  2)最小風量(風道内風速1m/s) : 115m3/h
    最小相当隙間面積αAの目安(差圧9.8Pa時) : 80cm2以上
    最小対象床面積の例(αA’=0.5cm2/m2、標準差圧10Pa) : 160m2

    【補足】
     EOMでは、差圧範囲10〜50Pa程度で測定することが基本方針です。
     αAの標準差圧10Paを測定ポイントに含めることで、測定値のズレを防止するためです。

     たとえば、有風時など差圧の変動が大きい場合、差圧範囲を上限100Paまで持ち上げて、
     差圧10Paを含めないで測定するときは要注意です。
     測定したαAが80cm2以下では、測定ポイントが直線に並んでいても、測定αAがズレている
     可能性があり、そのズレに気が付きにくい状況があります。

     αA80cm2以下の住宅を測定する場合は、小口径風道「ドルフィンノズルφ107」がお勧めです。


  3)測定平均誤差1%という高精度 : JIS B 8330準拠の送風ダクトを薄肉FRP成形したことにより、
    (財)建材試験センターの検定で平均誤差1%を実現しました。

 3.おまけ拡張機能
  1)海外の気密測定に役立つ印刷内容
    対応表示内容:「日本次世代省エネルギー基準」、「ISO基準」、「スウェーデン建築基準」、
              「ノルウェー建築基準」、
              「カナダR2000仕様」、「アメリカASHRAE基準」
  2)送風ダクト(測定風道)径設定スイッチ
    マイコンソフトのバージョンアップ(Ver.1.03)で、ダクト径設定スイッチを小口径風道(オプション)に
    対応できるようになりました。
    φ200標準風道で測定できる相当隙間面積の範囲はおよそ80〜500cm2(目安※1)です。
    70cm2以下の超高気密・小空間を気密測定する場合は、オプションの{φ107,φ154}風道を
    準備していますので、お問い合わせください。 すでにお持ちの方もバージョンアップできます。
    (※1.条件によっては70cm2以上においても気密測定の精度が低下する場合があります。)

    小口径風道に対応した切り替えスイッチ

    【ご案内】 小口径風道「ドルフィンノズルφ107」のご購入/レンタル

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仕様
製品名 気密測定器「ドクタードルフィン」
型式 OMAT2000
用途 住宅規模建物の気密性能測定器
構成 本体 :センサなど接続部・操作部・大型液晶表示部・プリンタ部・付属品(取扱説明書p.3参照)
      大きさW380×H170×D260mm、重さ約6kg、アルミケース取っ手付
      段ボール寸法W465×H420×D370mm
送風ダクト:JIS B 8330準拠ダクト部・風速測定用ピトー管部・フタ
       大きさL800×H340×D340mm、重さ約3kg、段ボール寸法W730×H425×D335mm
送風機 :送風機+窓面接続用アダプター
      大きさW400×H360×D350mm、重さ約10kg、段ボール寸法W470×H425×D395mm
折りたたみ式台場 : アルミ製
測定表示 温度センサー表示範囲 :-40〜80℃(誤差±1℃、最小表示0.1℃)
差圧センサー表示範囲 :0〜250Pa(誤差±0.5%、最小表示0.1Pa)
測定風量 :最大約2100(50Hz)/2400(60Hz)m3/h(誤差±2%、最小表示1m3/h)
相当隙間面積 :最大約1300(50Hz)/1500(60Hz)cm2(9.8Pa時、最小表示1cm2
出力 液晶モニタ:モノクロ、大型8インチ(640×480ドット)、バックライト付(明るさ調整ボリューム付)
プリンタ  :ラインサーマルドット方式、60mm幅ロール紙(感熱紙・最大径48mm)
電源 入力電源 :AC100V(±10%)、周波数50/60Hz
消費電力 本体  :約20W(プリンタ使用時約70W)
送風機 :240W(50Hz)/310W(60Hz)
環境条件 使用環境 :0〜45℃(屋内)
保存環境 :-20〜60℃、0〜95%RH(結露ないこと)
関連規格 ・日本工業規格 JIS A 2201(送風機による住宅等の気密性能試験方法)準拠
・次世代省エネルギー基準(平成11年)「気密性能の測定法に関する基準」準拠
・(財)建築環境・省エネルギー(IBEC)「住宅の気密性能試験」準拠
説明書等 ・住宅気密測定器Dr.Dolphin取扱説明書 (PDFfile 498kB)
・住宅気密「測定器ドクタードルフィンカタログ(PDFfile 407kB)
・付属CD−R
 1)取扱説明ビデオ(解説音声付動画) ・・・はじめての方・久しぶりの方に!
  概説: 前半は気密測定の概要、後半はドクタードルフィンによる気密測定の手順
  ビデオWeb紹介版(再生時間9分32秒) <WindowsMedia形式7.3MB>
  注記:ダイヤル回線など通信スピードが速くない方はダウンロードに時間がかかります。
      ホームページ紹介版はファイル容量を小さくするために画像の品質を落としています。
      CD−Rのビデオファイルは数百MBの高品質です。事前にご覧になりたい方はご請
      求ください。送付させていただきます。
 2)気密測定報告書 ・・・ 自動計算・自動作図でみやすい報告書作成をサポート!
  概説: 測定した風量と差圧などを入力すると、自動的にC値(相当隙間面積)を計算し、グラ
       フも自動作成! 便利ですよ。
  気密測定報告書(最新版)EXCEL形式<PDFfile 240kB>
  注記.付属CD−Rのファイルは旧バージョンの場合があります。ここで最新バージョンをチェ
      ックしてください。




<気密測定をサポートしています。>

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<短期レンタル>
  気密測定器ドクタードルフィン 短期レンタル


 気密測定器ドクタードルフィンについて、短期レンタルを始めました。
 まだお持ちでない方、大空間で同時に2台使用される方など、 是非ご利用ください。

  ・標準レンタル期間 : 1週間程度
  ・レンタル内容 : 気密測定器ドクタードルフィン 1セット
              取付開口部用ビニルシート  1枚
              ビニルシート貼り付け用粘着テープ 1本
              (折り畳み式台場1台はご希望により同時発送します。)
  ・レンタル料金 : (削除)
  ・お願い : ご利用の場合は早めに予約をお願いします。

 予約申し込み・お問い合わせは、(削除)


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<気密測定> 
  気密測定をお手伝いします。


 私どもは、住宅建築などの気密測定に携わって20年、物件数は数百件になります。
 気密測定を行ってほしい方、気密測定を覚えたい方など、何でもご相談ください。

 とりあえず、気密測定依頼の一例について紹介します。
  ・測定対象 : 一般的な住宅規模の建築(省エネ基準並みの気密性で150m2程度まで)
          (注記:上記は気密測定器1台で測定できる規模の目安。
               気密が低い、規模が大きい場合は複数の気密測定器を使います。)
  ・現場所要時間 : 数時間程度
               事前に建築図面などの情報を受け取り、事前検討させていただきます。
  ・気密測定料金 : (削除)
  ・最終提出物 : 気密測定報告書 1部

  ・お願い : 申し込みの場合は早めに予約をお願いします。
         規模・用途などに応じて見積もりします。早めにお問い合わせください。

 お問い合わせは、(削除)


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<ドルフィン使用中の方へ>
  気密測定器 検査ドック


 気密測定器ドクタードルフィンについて、検査ドックの準備が出来ました。
 購入から年月が経過された方、使用頻度の高い方は、検査ドックをお勧めします。
 もしも、お手持ちの気密測定器の測定結果にズレがあると、必要以上に気密性が高くなったり、
 低くなったりします。実質が問題になる住宅気密測定では、定期的に検査ドックが必要です。
 是非ご検討を。

 ・住宅気密測定「ドクタードルフィン」検査ドック報告書−参考例−(PDFfile 76kB
 ・お預かり期間 : 長くて2週間程度
 ・検査ドック料金: (削除)
 お問い合わせは(削除)

 ・検査ドックのご案内(諸症状の紹介付き) (PDFfile 63kB)


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<長く使っていただくために> 
  消耗品販売 & 修理相談


 検査ドックをご案内したところ、消耗品や修理のご要望をいただくようになりました。
 ご要望に応じて、できる限り対応を行っています。
 とりあえずは、何でもお問い合わせしてください。検討させていただきます。

 よくお問い合わせをいただく消耗品 「ドクタードルフィン用ロール紙」 について紹介します。
  ・用途 : ドクタードルフィン測定部本体のプリンタ用紙
  ・仕様 : 60mm幅ロール紙(感熱紙・径48mm/長さ25m※)
         ※長さ25mは、およそ測定50回(1回の測定で50cm使用の場合)
  ・価格 : (削除)
  ・納期 : 即日発送 (注記:在庫が無い場合は1週間程度かかることがあります。)

  <一般市販品で入手される方は以下のことを注意してください。>
    注1) 一般的な市販品のレジ用ロール紙(幅58mm)は、使わない方が無難です。
        ロール紙幅が少し短い58mmでは、プリンタに斜めに入ったり、紙詰まりすることがあります。
    注2) 適合するロール紙(幅60mm×径48mm)は、少量の入手が難しい商品です。

 見積り・注文・お問い合わせは、(削除)


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<ちゃんと測定するために>
  必携本「住宅の気密性能試験方法」


 紹介する本は、日本において建築に関する気密測定の技能資格を取り仕切るIBEC(通称「アイベック」
  :国土交通省関連団体)が監修したものです。
 気密測定を行う方はぜひ一読して、測定時に携帯することをお勧めします。測定時の留意点、測定後の
 計算方法や報告書の作成方法などが詳しく説明されています。
 なお、IBECの気密測定技能者養成講習を受講された方は、そのテキストが同じもの。ご確認ください。

  ・必携本「住宅の気密性能試験方法」を購入する方 (IBECホームページ/図書/当本へリンク)
  ・「気密測定技能者養成講習」を受講する方 (IBECホームページ/講習会へリンク)


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<超高気密・小空間用>
  小口径風道「ドルフィンノズル107φ」


 最近の住宅は、換気口を閉じた気密性能がとても高く出来るようになりました。
 標準風道では測定精度が保てない事例が出てきたので、小口径風道を開発しました。
 超高気密や小空間を気密測定する場合は「ドルフィンノズルφ107」をご利用ください。

 ・名称 : ドルフィンノズルφ107  型式:OMAT-NZ100
 ・仕様 : 小口径風道内径≒φ107mm、整流用ベルマウス付き、ピトー管取付金物付き
        風量測定範囲≒30〜700[m3/h]
        適応αA(相当隙間面積)の目安≒25〜200[cm2
       (参考 : 標準風道φ200の適応αAの目安≒80〜500[cm2])

  [補足1] どんな口径の測定風道でも検証しながら開発できます!
         当社では測定風道の開発のとき、段階的面積の隙間を設定して風量を検証しています。
         (他にも検証用器具として空気用超音波流量計・オリフィスなどを保有。)2008/07/25

  ピトー管は脱着式です。 標準風道と同じ要領で、ファンに取付OK
    「ドルフィンノズルφ107」外観      標準送風機に取り付けた姿

 ・取り扱いと価格
  1) ドクタードルフィンを所有する方
     少量生産品 (在庫無い場合がありますので納期確認をお願いします。)
     ・ピトー管付きタイプ   :価格(削除)
     ・ピトー管無しタイプ※2 :価格(削除)

      (※2.ピトー管を所有の方は、ピトー管無しタイプの注文+ピトー管事前送付で対応します。)
     注記: 所有する本体のダクト径切り替えスイッチが{φ107,154,200}に対応していない場合
          は、予定納期の1週間前に、所有する本体を送料負担でEOMへ届けてください。
          本体内のマイコンソフトをバージョンアップします。

    <補足>よい機会なので、長年お使いの方は、ぜひ検査ドックをご検討ください。
          ピトー管内のホコリ詰まりで風量が少ないなどの事例がでています。

  2) ドクタードルフィンをお持ちでない方
     ・短期レンタル「標準セット+ドルフィンノズルφ107」が利用できます。
      レンタル料金 : 標準セット料金+5,000円(ドルフィンノズルφ107料金発送料込+消費税
      ご利用の場合は、標準セットレンタルのときに、合わせて申し込んでください。

  見積り・注文・お問い合わせは、こちら。


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<あんなこんな使い方>
 例1.自動車の気密測定
1
  某自動車メーカーからの依頼で自動車向け気密測定器(特注風道φ107mm)を製作・納品しました。
  写真は手近な自動車で気密測定している様子。 測定した相当隙間面積αA=71cm2

  ひとつの窓にビニルシートを貼り、測定風道を差し込む。折りたたみ式台場も活躍! 自動車はボルボ、、、10年以上の車で気密も燃費もよくないですね。 窓ガラス越しに小口径風道のベルマウスが見えます。

 例2.クリーンルームの気密測定
  あるクリーンルームの気密測定を依頼されました。測定した相当隙間面積は桁違いに小さな値でした。
  少ない漏れ風量は、特注で数種類準備した超小口径測定風道(φ44mm)で対応できました。
  なお、送風機も特注で、小風量・高静圧タイプの送風機、圧力と風量を微調整できるインバータを使用。

  クリーンルームらしく防塵服を着て測定、特注の送風機や超小口径測定も見えますね 小口径φ107〜超小口径3種類を準備、、、最も小口径のφ44mmを使うほど超高気密。測定できてよかった!

 例3.壁パネルの気密測定
 ある壁パネルの気密性能を測定しました。
 ここでは超小口径風道(φ44)に、高静圧ターボファン+高圧用差圧計を組み合わせて、
 全面テープ貼りの超々高気密状態&超小空間でも気密測定できるようにしました。

  910×910mm角の超小空間モデルでも測定できるんです!



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<気密性能"C値"を利用して...>
  EOMでは長年の研究と経験からC値/相当隙間面積を利用した資料や話しを蓄積しています。
  総量規制的なC値のみに止まらず、住まい手・現場にとって本当に必要なことを資料化することにより、
  気密測定の有用性を知る一助になればと思います。

 例1.自然換気量をチェックできます
  資料いろいろページ/【資料いろいろNo.3】 「自然な換気を考える−その1−」 を利用します。

   高価な測定器と手間(IBEC試験も)を掛けて測定に至る気密性能試験。
   もうひと手間かけて、換気口を開けた状態も測定してはどうでしょうか。
   慣れた方なら、C値を見ただけでも、自然換気の具合がわかるでしょうね。
   はじめは、紹介資料を参考にC値と自然換気量の具合を確かめてみたください。

  ・換気口を閉じた場合の気密測定により、要は最も少ない自然換気量をチェック
   一般的な気密測定条件の状態です。建築の隙間(施工の程度)をチェックするとともに、住まい手の
   操作より起こりえる最小換気量の具合を把握して、住まい手に注意事項として渡すことができます。
   今の時代、知らずに超高気密になっている場合があります。要注意です!

  ・換気口を開けた状態の気密測定により、自然換気量をチェック
   24時間機械換気を停止した場合の自然換気量を把握し、住まい手に機械換気停止による影響を
   説明することができます。
   次の例2を参考にすれば、C値により室内の汚染度(例)を説明することもできます。

  ・[参考] 実は、【資料いろいろNo.4】を利用すれば、機械換気と同時の自然換気量を推定できます。
         興味ある方は、資料中の計算式を利用してみてください。


 例2.室内化学物質濃度とC値の曲線
  資料いろいろページ/【資料いろいろNo.5】 「−冬期室内空気質の実測調査−」 をご覧ください。

   C値と室内汚染度をグラフ化した資料(図1)が有用です。
   C値4〜5cm2/m2、ホルムアルデヒド濃度0.08ppm(日本の指針値)の交点を通る曲線は、
   今後の時代にも使えそうな曲線です。

  ・図1は横軸”C値”と縦軸”ホルムアルデヒド(HCHO)濃度”の実測状況(西暦2000年当時)です。
   日本のホルムアルデヒド濃度指針値”0.08ppm”と近似曲線の交点から、望ましいC値は4以上。
   数年前に義務化された24時間機械換気の換気量(0.5回/時間)に近い自然換気量と対応するC値。
   この時代においても、0.5回/h換気で問題が起こらないように建築材料の化学物質が順次規制され
   ていたことが伺えます(後追いとは思いますが)。
   この図1を逆に見ると、C値が小さい場合、要は少ない換気量がシックハウスの大きい要因ということ
   が わかります。

   EOMメンバーは、化学物質の実測調査、材料の放散量試験、室内濃度計算なども経験を積んで
   います。  今でも個別にお引き受けする仕事が続いています。

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